山登りの道具

山登りの道具:一覧表

一般的に必要な夏山登山の装備表です。(エクセル形式でダウンロード

夏山装備表

<個人装備表>
 ザック  タオル
 登山靴  シュラフ、カバー、マット
 レインウエア  ファーストエイド(薬)・保険証
 レインハット  簡易アイゼン
 レイングローブ  ストック 
 ショートスパッツ  カラビナ
 ザックカバー  アンブレラ
 防寒着(セーター)  サブザック 
 替下着、靴下  
   
 コンパス  水筒
 ヘッドランプ  コッフェル
 サングラス  マグカップ
 メモ、筆記具  ナイフ、スプ−ン、箸
 地図、ガイド  ビニール袋
 財布  非常食
 バンダナ,ちり紙  食糧、予備食、行動食
 ハンドクリ−ム  
 リップクリーム  
   

<共同装備表>
テント、ポール、ペグ コンロ(軍手)
テントマット コンロ置台
ランタン(マントル、ガス缶) ライタ−(ゼリメタ)
針金,ローソク 燃料
ツエルト トイレットペーパー
ポリタンク(水) ガムテ−プ
まな板 ロ−プ
  ラジオ
  無線機
   
温度計 目覚時計
高度計  
カメラ(フィルム,ミニ三脚)  
双眼鏡  
   
   

次ページから道具のアドバイスをしてみます。

 個人装備・その1

●ザック
    山行内容と体型に合ったザックが必要です。
    体型に合っていないザック を背負うのは修行よりつらい

●登山靴
    自分の足型に合った靴を選びます。山用品店で30分くらいは履いてみましょう。
    どんな山歩きでもくるぶしが隠れるハイカット の靴が必要です。
    ローカットの靴で捻挫しても、山中では誰も助けてくれません。リスクは避けましょう。
    「ザングツ」と呼べば大抵通じます。

●レインウエア(カッパ)
    透湿防水加工の製品を選びましょう。それでもやっぱり蒸れ・濡れには悩まされますが・・・
    雨具以外にも防寒着(防風)としても使います。
    色は遭難した時に見つけやすい派手な色がお勧 め、でも黄色は虫が集まります。

●レインハット
    麦わら帽子の代わりにもなります。晴れても雨でも使い道あります。たたむとコンパクトに
    なるものがお勧め。

●レイングローブ
 無くても困りはしませんが、あれば快適。雨の山行確率が高いときは持って行ってます。

●ショートスパッツ  
 無くても困りはしませんが、あれば快適。裾の 汚れと雨水の浸入を防止してくれます。

●ザックカバー
    雨天時のザック用カバー。無くても困りはしま せんが、あれば快適。
    私の場合、
ザックカバーはあまり使いませんでした。ザックの中に大きいビニール袋を入れて
    防水するか、荷物を個別に防水袋でパッキングしてました。

●防寒着(セーター)
 ウールか化繊のもの限定。綿素材は1度濡 れると体温を奪われて死にます。

●替下着、靴下
    山行中に着替えることは、ほとんどありません。
    でも・・・ 大雨でずぶ濡れの時や不測の事態に備えて携行。
    下山後に電車に乗る前に下着・靴下を替えることもあり。(素敵な出会いがありそうなとき?)
 ウールか化繊のもの限定。綿素材は1度濡れると体温を奪われて死にます

●タオル
    持って行かなくても、途中で落ちているのを拾って使えばOKという猛者もいるらしいですが、
    私は1枚持参してます。

●シュラフ、カバー、マッ ト
    山域に即したシュラフを選択。夏なら化繊のシュラフで充分です。
    夏はカバーは持ちませんでした。マットは銀マットよりエアー式の方が遙かに快適です。

●ファーストエイド (薬)・保険証
    不測の事態に備えて必ず常備薬を持ちましょう
    傷・怪我や頭痛・腹痛の薬、とげ抜きもあると心強い

●簡易アイゼン
    コースに雪渓がある場合は持ちましょう。特に初心者は下りルートの雪渓にご注意。

●ストック
    基本的に不要です。私は1回だけ使ってみ ましたが、好きになれませんでした。
    最近は流行っているのかよく見かけます。
    北アルプスなどの岩稜帯での使用は、かえって危険です。登山道も傷つけます。

●カラビナ
    アクセサリー代わりに持っている人もいますが、本来は実用品です。
    買うときは高くても本物を買いましょう。安いアクセサリー用はいざという時に使えません。

●アンブレラ
    レインウエア(カッパ)があるから傘は不要なのですが、樹林帯やアプローチで雨に降られた時には
    便利です。私はほとんど持って行きませんでしたが。

●サブザック
    テントや小屋をベースにピークハントするときに便利。丸めるとポケットに入るくらいの小さいザックに
    最小限の荷物で頂上をピストンします。まぁ、ザックじゃなくても何でも良いんですけどね。荷物が入れ
    られて両手が使えれば。

・・・個人装備2へ続く・・・

 個人装備・その2

●コンパス
   必携品。地図とコンパスの使い方は必修です。(クロスベアリング)
   自分の現在地を判断したり、見えている山の名前を調べられます。
    最近は携帯型GPSがありますが、基本はコンパス&地図です。高度計も使うとより便利ですね


●ヘッドランプ

    キャップライトとも言ったりしますが、懐電(カイデン)と言えば大抵は通じます。
   LED式やリチウム電池が流行のようです。
持って行く前に動作確認と電池残量はチェック。

●サングラス
 直射日光に眼が弱い方は持参下さい。

●メモ、筆記具
   必携品。行動記録や備忘メモを怠らず。次回の山行に活用。想い出も豊かになります。

●地図、ガイド
    必携品。ガイド本は重いので、必要ページをコピーすると便利。
    地図は新しいものを準備しましょう。

●財布
 雨や汗、紛失を考えると山専用に派手な色の財布を持つことをお勧め。

●バンダナ,ちり紙
 バンダナも派手な色がお勧め。

●ハンドクリ−ム
 普通の人はいりません。

●リップクリーム
 普通の人は入りません。

●水筒
 必携品。ペットボトルはダメ。(キャップを無くしたらアウト) 山用は水筒本体とキャップ が
   何らかの方法でつながっていて、キャップ紛失を防ぎます。 1リットル前後でOK。

●コッフェル
 アルミ製でOKですが、コーティングしてあるものがお勧め。
   お金に余裕のある方はチタン製をどうぞ。(軽量です)

●マグカップ
 お好みのものをどうぞ。

●ナイフ、スプ−ン、箸
 ナイフは刃渡り数センチの小型でOK。

●ビニール袋
 ゴミ入れや、その他いろいろ使います。ジッパー付きの袋が便利です。

●非常食
 通常は食べずに持ち帰ります。

●食糧、予備食、行動食
 食糧計画はきちんと。行動食は調理不要なもの
   パケージや包みから中身を出して、軽量化とゴミになるものを減らしてからザックにパッキング。